クマリプロジェクトの主な交流支援先

2)チャンピ村

 ネパール第2の都市パタン市郊外の農村丘陵地。貧しい環境の子ども(ナガルコティ)が多く住む村で、2005年から訪問交流を続けてきた。

 2010年には国際ボランティア貯金の助成を受けて「Shree Bhagwati Primary School」のグランド造成及び教室整備・ブランコ設置等施設設備の拡充を支援した。グランドができてからの交流は、縄跳びやリレー・パン食い競争など日本で見られるグランドを使った遊びを提供してきた。室内では、リコーダー演奏や日本の歌の紹介・手遊び等を一緒に楽しんだ。

 2015年にネパールで発生した地震により、この学校の施設は警察署として利用され、交流先の子ども達が通う小学校は廃止統合されたため、2015年からは、交流先を「Shree Ganesh Primary School」に変えてチャンピ村への訪問を続けた。訪問先変更後もグランドで遊び、室内では日本の小学校で実施される歯みがき指導等保健指導を実施した。身体の消化器官を説明した時には、小腸の実際の長さに教員も含めみな驚いていた。この時、日本で指導する際に使う言葉「バナナうんち」が理解されず、この当時の子どもは下痢便が普通であることがわかった。

 2022年から、パタン市により近い「Shree Chhampi Devi Secondary School」にも訪問交流を続けている。

クマリプロジェクト

ネパールの子どもの今と未来を考えるー身体計測を通した健康推進プロジェクト

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